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3.11 復興支援コンサート

義援金送金報告

2011年11月13日(日)にブラジル日本文化福祉協会内大講堂において当団体主催による「3.11復興支援コンサート〜東日本大震災復興支援チャリティ・コンサート〜」を開催いたしました。このコンサートで得られた純利益R$ 5.176,46 をすべて義援金として、11月29日(火)に在サンパウロ日本国総領事館へ収支報告書と共に提出しました。またこの義援金は12月28日(水)付けで無事に日本赤十字社へ送金されたと在サンパウロ日本国総領事館よりご連絡をいただきました。

このコンサートの収支報告書と総領事館による義援金受領書は以下のとおりです。
収支報告書(PDFファイル)  義援金受領書(PDFファイル)

このコンサートへご後援・ご協力をいただきました皆様、並びにご来場いただきました皆様に、São Paulo For Japan一同心より感謝申し上げます。


ごあいさつ

SPFJ2011年3月11日、日本において未曾有の震災、東日本大震災が発生しました。ここブラジルにおいてはその被害状況について得られる情報が限られることもあり、あの悪夢が想像の域を出ないことは否めません。あれから数ヶ月が経った今、家族、友人、或は知人等から連絡を受ける度に、しかし、日本ではそれは本当にまだ生々しい現実なのだということを思い知らされ、心を痛めます。

SPF震災直後より世界各地で震災復興支援のチャリティ・イベントが開かれています。そしてここブラジルにおいても同様のコンサートを開催したいと考え、企画いたしました。確かに、我々のように日本の外で暮らす日本人ができることは限られているかもしれません。しかしながら、こうした小さい努力が海外で行なわれているという事実が、被災者や他の復興活動をしている方々の励みになるのだそうです。このコンサートが被災地の何かに役立ち、また被災者の小さな救いになることを祈念してやみません。

São Paulo For Japan

代表: 小林志乃 末長恵里沙


コンサート日時・会場

2011年11月13日日曜
13時開場/14時開演
ブラジル日本文化福祉協会1階 大講堂
Rua São Joaquim, 381 – Liberdade
01508-900 – São Paulo – SP – Brasil MAP



曲目

エイトール・ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第9番
マルコス・ノゲイラ:「Shizuka ~雨にも負けず~」(世界初演)
W.A.モーツァルト:交響曲第41番ハ長調K.551「ジュピター」
山田耕筰(作曲)/北原白秋(作詞):「からたちの花」
(編曲:米田ロベルト耕、浜崎スワン勇樹)



チケット

5歳以下のお子様:無料

6歳から14歳までのお客様:
当日券、前売券ともに 1枚30レアル
この当日券をご購入のお客様には、身分証明書による年齢確認をさせていただきます。

15歳以上のお客様:
当日券 35レアル / 前売り券 30レアル


プロフィール

オーケストラ : Orquestra SPFJ ( オーケストラ・サンパウロ・フォー・ジャパン )
サンパウロ州主要大学であるサンパウロ大学(USP)とカンピーナス大学(UNICAMP)の音楽学生を中心に、プロの演奏家を加えた特別オーケストラを編成。この二大学の学生による合同オーケストラは過去に例がなく、 今回の演奏が初めてとなる。指揮にはSão Paulo For Japanのメンバーである柴田大介があたる。


作曲者 : Marcos Nogueira ( マルコス・ノゲイラ )
現在リオ・デ・ジャネイロ連邦大学副学長を務め、また同地の音楽アカデミー会員にもその名を連ねる作曲家である。今回このコンサートでとりあげた「Shizuka」は、氏が昨年、筑波大学に研究の目的で招聘された際、岩手県出身である宮沢賢治の遺作「雨ニモマケズ」の詩にインスピレーションを受け、作曲された作品である。今回が世界初演となる。


biバリトン : Fernando Ribeiro ( フェルナンド・リベイロ )
2001年よりULM Tom Jobim(現EMESP)において本格的に歌唱法の勉強を始め、現在サンパウロ大学(USP) においてFrancisco Campos Neto 及び Ricardo Ballestero に師事。1998年より合唱、オペラ歌手、ヴォーカル・コーチとして活躍している。ソリストとしては、大学オペラに数多く出演し、2010年よりCoral Lírico do Theatro S. Pedro de São Paulo の所属歌手(バリトン/バス)を務めている。



bi和太鼓 : 木下節生
Faculdade Paulista de Artes 音楽療法科卒業。2000年より奈良で長唄笛を望月翔太に、2006年より大阪で和太鼓をTayaichiro Mochizuki に師事。2010年、第9回東京国際和太鼓コンテストにおいてファイナリストに選出された。現在"Taiko Wadaiko Sho"所属の演奏家兼プロデューサーを務めている。



bi指揮者 : 柴田大介
東京生まれ。日本体育大学卒業後(コーチ学専攻)、渡米。パサディナ市立大学作曲専攻を経て、カリフォルニア州立大学ノースリッジ校ピアノ演奏科卒業。同大学在学中より指揮活動を始め、Jun Märkl(フランス国立リヨン管弦楽団音楽監督)のレコーディング・アシスタント、井上喜准(Japan Sinfonia およびJapan Gustav Mahler Orchestra 音楽監督)のアシスタント等も務めた。また、日本およびアメリカにおいて様々なボランティア・コンサートに指揮者・ピアニストとして積極的に参加している。これまで指揮をPeter Gülke、村方千之、篠崎康夫等に師事。現在はカンピーナス大学(UNICAMP)指揮科修士課程に籍を置き、ブラジルの代表的作曲家Heitor Villa-Lobos の作品「Bachianas Brasileiras(ブラジル風バッハ)」の研究を行っている。


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